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サフランティー

たまには加工品のお話。

ブルーベリージャムやサフランティー、サフランスープなどの加工品は小さな加工所の中で一つ一つ手作りしています。そんな様子を少しご紹介。

今回はサフランティー。商品の詳しいご紹介はショップ内に記載しています。

サフランティー、サフランスープの瓶の中には黄色い説明書が入っています。

こちらの説明用紙に書かれている文字のインクは大豆からできています。ラベルやタグ、説明書のイメージサンプルを作って相談に行った先の担当さんが口に入るものが詰まっている瓶なので説明書も体に優しいもので作りましょう!と、ご提案下さいました。そんなものがあることすら知らなかった私はそんな気遣いがあることも思いつきもしていませんでした。

中に入っているティーバッグ。1つのティーバッグにサフラン、シナモン、カルダモンが入っています。この3つの風味が混じるとエトファルトのサフランティーになります。ティーバッグはテトラ型になるようにして1つ1つ封をしています。

シナモンは長いスティックをちょうど良い風味になるサイズにカットしています。シナモンにはカッシア種(左)とセイロン種(右)があります。形が綺麗でカットしやすいこともあり、以前はカッシア種を使用していましたが2年前からセイロン種に変えています。理由は風味。10人以上の方に何も知らせずにエトファルトのサフランティーを2種類のシナモンで作り飲んで頂いたところ、なんと全員がセイロン種の方を好みだと答えました。なので即変更です。もちろん私も迷うことなくセイロン種と答えました。セイロン種のシナモンは薄い皮が何層にもなっていてカットすると壊れやすく無駄になってしまう部分が多いうえにカッシア種よりも高価です。しかしこの全員一致を聞いてしまうと変えないわけにはいきません(笑)セイロン種のシナモンの方が香りがマイルドなのでサフランの風味を感じやすくサフランティーには合うのだと思います。

そんなセイロン種のシナモンのもう一つ素敵なところ。

よく見るとハート型なのです♡

きれいなハート型になっているシナモンを見つけると少し幸せな気分になります。私だけ??

一瓶一瓶、丁寧にサフランティーを詰めていくのですがこれがなかなか難しい。正面からみてきれいな模様みたいに仕上げたい一心で詰めていきます。真っ赤なサフランの糸、ハート型のシナモン、薄緑色のカルダモン、この3つがボトルの中できれいな模様を作り出しています。