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発見だらけのアボカド栽培

この冬の寒さをしのぐために間借している加温式ハウスの一角。外は雪が降っていても快適、いや暑いくらい。スペースが狭いこともあって少し日がさすとすぐに30℃を越える常夏です。夜は10度を下らないように設定中。分からないなりの温度管理、水やり、調べたり聞いた、かってに想像したりで毎日様子を見張りながらの手探りです。その毎日の見張りの楽しいこと。驚くスピードで成長しています。ほっといても案外育つ?!

 

そして新しく入手した苗木も次々に到着しました。

違った地域、環境で育った苗、品種やサイズの違う苗が並びます。

まだまだ小さい苗木で実がつくようになるのに何年?露地栽培よりは早いはず!と信じて楽しみに大切に育てます。この寒い宇陀市で無事に大きくなってくれることを祈るばかりです。

 

そして、2月に入ってどんどん新しい新芽がでてきました。品種によって葉の形、色、生え方が少しずつ違うようで比べようもなく、順調に育っているのか異変が起こっているのかも確信がないままに毎日見守り続けています。しかし、すごい生命力。いいのかしら?と思うくらいの新芽です。

そして初めてみる花芽も。アボカドの花、みたこともない花を見てみたいところですがこの苗はあまりにも小さいので今回は摘んでしまうことに。他の大きな苗の花芽はいくらか咲かせて観察してみようと思っています。

花の咲く時期も品種によって違うようなので今年は品種別の時期なんかもしっかり確認。2月に花が咲く品種があるということはミツバチも準備しないといけないみたいです。ひたすら観察と勉強です。

食べた国産アボカドの種はもちろん、スーパーで買ったアボカドも全部種を取って発芽させています。接木方法なども勉強したいので練習用の台木が沢山必要になると思ったのが始まりだけど、どんどん発芽するのが面白くて半分楽しみでやっている気がする。

そしてその種を鉢に植えて芽が伸びてきたのがこれ。

次々に伸びてくる芽からも目が離せません。全部無事に大きくなりますようにと毎日チェックです。品種が分かっているものには品種名を、品種は分からないけど産地が分かるものはメキシコとかチリと札をつけています。そして品種も産地も分からないものは買ったスーパーの名前を札にしています。コストコとかベイシアとか・・・。

そして大きな苗木の根元からは新しい芽が!!

とっても嬉しいけどこれは摘み取ります。アボカドは全部接木苗なので下から生えてくるということは台木の品種。これをの伸ばして更に接木するとか??とか想像しましたがハウスでの鉢植え栽培では栄養が持っていかれるだけ?ひたすらの妄想と自問自答で摘み取り対応です。

こんな感じで何をみても分からないけど面白い発見ばかりです。面白がってばかりでは育たないのでしっかり勉強もしなくてはと焦りもします。大きな鉢に植え替えて専用のハウスに移動するのが楽しみでも不安でもあります。時期とか方法とか勉強しなくては、考えなくては・・・。