秋に植えたサフラン。無事に冬が越えられるか。
昨年は鹿、モグラ、雪にやられて全滅の危機まで追い込まれましたが今年は色々と勉強、対策をして挑みます。とはいえ宇陀市の冬は寒く積雪も当たり前。そこへ朗報、というか知らなかっただけなのですがサフランの産地のイランでも冬にはサフラン畑の上にしっかりと雪が積もるというのです。でも安心もできず、今後の為に色々実験です。
今年は暖冬、雪が少ないといっても降ったら積もります。どこが畝だか分からない勢いで積もりました。本来ならこのまま溶けるまでそっと待つのですが今年は少し実験の為に畑に繰り出さなくてはなりません。
雪が降る前に不織布を部分的にかけてありました。剥がすとこの通り、すっきり雪が取り除けます。雪が数日積もったままとすぐにどけた場合で違いはあるのか?ある!となっても全面これをできるかと言えば難しいのですが昨年の不作の原因を何とか探したい。大寒波が予想される年に何かできることがないかを今のうちに考え出したいのです。
そして雪をのけて不織布を再度張った場合も。雪がなくても毎朝-4℃くらいにはなるこの時期。緑の葉が部分的に黄色くなってしまいます。昨年寒波の後に葉が全部短く切れてしまったが雪か霜か鹿か原因がはっきりしないのも気になります。
そして雪が解けてしばらくすると畝を高くして試していた列だけが葉が黄色くなっている部分が多いことも分かりました。畝の斜面部分だけが黄色くなっています。
また、間隔を広く植えたところと狭く植えたところにも差がでてきました。雑草の差です。今回はマルチなしでの定植。雑草が気になっています。間隔を広く植えたところは雑草が沢山伸び始めています。今回は色んな方法で実験をしていますが結果は5月に掘り上げる球根をみるまで分かりません。ほんの少しでもこの土地にあった栽培方法や色んな対策がみつかればいいなと思いながらほぼ毎日パトロールしています。