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剪定終わってミノムシ退治

剪定作業の終了時期のベストはお彼岸、3月20日ごろとしています。

気温が低く新芽が動き出す前の休眠時期に枝を切り終わり、お彼岸に肥料をやって新芽を迎えるのがベストです。

がしかし、今年は色んな言い訳と共にやっと4月になってから完了。蕾が開くギリギリ前となりました。

剪定終了が遅れると困ることは他にも沢山あります。

切り散らかした枝は集めて園の外へ運び出すのですが、雑草が伸び出すと枝集めが重労働に変わります。雑草が生える前の寒い時期に終えたいところです。

更に暖かくなってしまうと次は虫が出てきます。

集めた枝を抱えて何往復も運びます。その間にアリ、毛虫、その他色んなものに刺されたりクモが顔まで上がってきたりと恐ろしい目にあうのです。

今年は自業自得だ・・と無言で虫と戦いながらの枝回収作業でした。

 

運び出して山積みになった枝は(写真は20分の1くらいの量です)

燃やしてしまいます。都会のブルーベリー園であれば大きなトラックでゴミ処理場へと運ぶのでしょうか?田舎でたびたび起こる林野火災の原因にならないように雨の日にカッパを着て1日がかりで燃やします。ご褒美は「焼いも」と決まっています。雨でも焼いもが楽しめるくらい良く燃えます。

剪定作業の様子を取材して頂きました。

お隣の古墳の撮影と共にそれほど見映えしないこの時期のブルーベリー園ではありましたがガッつりと取材して頂きました。

お恥ずかしいので事前の案内もほどほどにひっそりしておりましたがネットでも配信されていたりします。見つけてしまった方はノーメークで作業中の姿をお楽しみ下さい。

番外編ですが、さてこれは何でしょうか?

おそらく「かたつむり」

こんな感じで大量に生まれるとしたら梅雨にはカタツムリの大群が押し寄せるのでは?こんな塊があちこちにありました。

ちょっと・・・キモチ悪い。

こちらは残念なお知らせ。分かりにくいですが、とっても大きな木が1本枯れてしまいました。昨年まで大量の大粒のおいしい実をつけていた木です。こちらの木、ファンも沢山いらっしゃいました。

エトファルトの常連さんには、あの位置のあの木がお気に入りとか、あの木はジャム用に、あの木は生食用になどとお気に入りの木を決めておられるお客様が多いのです。来られてびっくりされる方も多いかもしれません。復活、もしくは下から新しいシュート(地面からの伸びてくる新芽)を信じて今年はこのままの姿で様子をみます。

さて、ここからはミノムシ退治が始まります。

剪定と同時に取り除いたミノムシの見逃しは4月にはこのサイズになります。

今回、見逃すと5月には足で踏みつけないといけないほどのサイズに育って葉っぱを食べ散らかします。1本1本真剣勝負でチェックしています。

毎月のミノムシ退治とケムシ取りが大変な無農薬栽培です。

今年のブルーベリー狩りは・・・開園できないのでは?!と覚悟はしておりますがいつでも再開できるように美味しいブルーベリーを育てながら準備も行います。ギフト販売、冷凍発送、直売などできる対応も検討中です。

どんな形にせよ、美味しいブルーベリーを沢山の方にお届けできるように頑張っております。